お知らせ

香川の蒔絵師展

香川の蒔絵師展

「香川の蒔絵師展」が開催中です。
戦前から戦後、平成にかけて、香川に生まれ香川で活躍した三人の蒔絵作家の作品を一堂に展示しています。
蒔絵は、日本で最もよく知られる漆芸技法です。そのため、蒟醬・存清・彫漆の聖地である香川でも需要は多く、さまざまな分野で用いられてきました。
戦前に、磯井如眞を中心に結成された「工会(たくみかい)」で活躍した、辻北陽斎(二代目・1909〜1999)と藤岡研斎(1910〜2015)は、香川では珍しい蒔絵師でした。戦後、二人は香川漆芸の向上と発展に大きく寄与しました。北陽斎の長男・辻照二(1945〜1996)は、従来の蒔絵技法に香川漆芸の優美な色漆を取り入れ、才色蒔絵という新しい蒔絵技法を確立しました。
三人の作品からは、香川の地で育まれてきた独自の蒔絵の世界を見ることができます。ぜひご覧ください。

開催期間
令和2年9月26日(土)〜令和2年11月3日(火・祝)
会期中無休
開館時間
午前9時〜午後5時
会  場
香川県文化会館 1階 漆芸ホール
 高松市番町一丁目10番39号
 TEL 087-831-1814
観 覧 料
無料

お知らせ一覧に戻る